久次米健太郎 (演出家)
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久次米 健太郎(くじめ けんたろう、1970年12月16日 - )は日本の演出家。
略歴
[編集]兵庫県神戸市出身。シンクロナイズ・プロデュース代表。 兵庫県立宝塚北高等学校演劇科卒業。劇作家・演出家の秋浜悟史、山崎正和に演劇基礎を学ぶ。 近畿大学文芸学部芸術学科演劇芸能専攻卒業。演出家の大橋也寸、芥川賞作家の中上健次に師事。
兵庫県立青少年尼崎創造劇場(ピッコロシアター)勤務。全国初の県立劇団『兵庫県立ピッコロ劇団』の発足準備担当・演出部に配属。当時の劇団代表・秋浜悟史、文学座・藤原新平の演出助手を務める。 1997年シンクロナイズ・プロデュース設立(~2017)。近年TVCMをはじめ映像作品も演出している。
政治家で、元自由民主党の参議院議員(徳島県選挙区)であった久次米健太郎とは同姓同名の別人である。
主な作品
[編集]- 新神戸オリエンタル劇場ニューウェーブシアター
- 「赤と黒の夜明け」(作/アラバール、演出/大森敏弘)出演
- ※ニューウェーブシアター主演男優賞 受賞
- 「赤と黒の夜明け」(作/アラバール、演出/大森敏弘)出演
- ぴいろ企画
- 「賢治祭」(台本・演出/秋浜悟史)
- 近畿大学60周年記念公演
- 「恋―アントン・チェホフ」出演・舞台監督(演出/大橋也寸)
- 近畿大学卒業公演
- 「十九歳の地図」出演・舞台監督(作/中上健次、演出/大橋也寸)
- 兵庫県立ピッコロ劇団
- 「海を山に」演出助手(作・演出/秋浜悟史)
- 「風の中の街」演出助手(作/別役実、演出/藤原新平)
- 「二分間の冒険」演出助手(作/岡田淳、演出/秋浜悟史)
- 「わたしの夢は舞う」演出助手(作/清水邦夫、演出/秋浜悟史)
- 「阪神・淡路大震災 被災地激励活動」全52ケ所 演出スタッフ
- ※日本経済新聞に関連記事あり。
- GOTHプロデュース
- シアターX企画「二年がかりの芝居づくり」
- 「サクラのサクラ 原体験」舞台監督(演出/大橋也寸・森田雄三)
- 「ご近所のパシュトゥンたち」舞台監督(演出/大橋也寸・森田雄三)
- シンクロナイズ・プロデュース
- 「僕が木漏れ陽の道を歩くとき」(作・演出)ベニサン・ピット
- 「約束」(作・演出)ザ・ポケット、ピッコロシアター
- 「おしっこ」(谷川俊太郎:詩参考による、台本・演出)ベニサン・ピット
- 「夏の路地」(中上健次作「岬」「枯木灘」による台本・演出)ベニサン・ピット
- 「異邦人」(アルベール・カミュによる、台本・演出)ザ・ポケット
- 「愚鈍起承転浪漫譚」(セルバンテスによる、台本・演出)吉祥寺シアター
- 「同級生たち」(作・演出)せんがわ劇場
その他の活動
[編集]- 「阪神大震災は演劇を変えるか 」(晩成書房)
- 秋浜悟史との共著(付 : 励ます劇、震災の子が主役/久次米健太郎)
- 子供服メーカーTV-CM 企画・演出
- 美容専門学校卒業イベント「アフロディーテ」構成・演出
- TRAVESSIA・シンクロナイズ共同特別企画
- 「夏の散歩道~言葉と絵と音楽のコラボレーション~」構成・演出
- 出演:谷川俊太郎、谷川賢作、覚和歌子、高瀬麻里子 ほか
- 谷川俊太郎+DiVa vol.1
- 「いまここ – いわきの若い写真家たちとのコラボレーション」映像構成・演出